軍艦島について
軍艦島の歴史
軍艦島(端島)というより、本来は端島(軍艦島)ですね。
明治時代から昭和にかけて海底炭鉱で栄えた島です。
1960年代には東京以上の人口密度(なんと9倍!!)がありました。
鉄筋コンクリート造の高層集合住宅は日本初だったそう。
また、当時まだまだ普及していなかったカラーテレビの普及率がこの島は100%だったそうです。(すごいですね!どれだけ栄えていたかが分かるエピソード!)
それから、島の中に病院や学校、商店や娯楽施設と何でも揃っており、この島内だけで生活が成り立つような環境だったとのこと。(改めてすごい島だったんだなと思います。)
国のエネルギー政策転換で、主要エネルギーが石炭から石油へ移行。1974年に閉山し、その後人々が出ていった後はずっと無人島です。
日本の近代文化を支えた産業遺産。2015年に世界遺産登録されました。
長崎に住んでいると、軍艦島が栄えていた頃の話を聞くことができたりします。
でも、あの頃子供だった方々もだんだん高齢化しているので、聞けるうちに色々と聞いておかねばと思う今日この頃。月日が経つのは早いものですね。
軍艦島の名前の由来
軍艦島の名前の由来は外からの見た目が「軍艦」に似ているというところからきています。
子供の頃、本当に軍艦に見える~~~!と思っていたものです。(今もそう見えます)
長崎旅行!観光スポット 世界遺産の軍艦島(端島)を上陸ツアー以外でも楽しむ方法!
長崎の海岸線ドライブは最高!
軍艦島を楽しめるのは上陸ツアーだけではありません。
長崎の海岸線をドライブしつつ南の方に行くことをオススメします!
(長崎旅行はレンタカーでの移動がオススメ)
そこは 野母崎!!
軍艦島は海岸からでも肉眼で見ることができます。
晴れの日に海沿いをドライブ!本当に気持ち良いです!長崎に住んでいる時には度々行っていました。
野母崎は長崎の中心部から南の方にあります。
観光客の方々はなかなか南の方までは行かないことが多いと聞いたりするのですが、時間があるならばぜひともオススメしたいです。
長崎の中心部から南部方面に向かう間にも観光スポットがたくさんあるので、そちらも楽しめますよ~。
軍艦島資料館
写真やパネル、貴重な資料が展示してあります。
軍艦島の歴史に興味がある方はとても楽しめますよ。
望遠鏡で軍艦島を眺めることができます。
野母崎総合運動公園(水仙公園)
軍艦島資料館のすぐ近くにあります。
1000万本の水仙を植栽しています。
12月下旬から1月にかけて水仙の花が咲き「のもざき水仙まつり」が開催されますので、その時期に旅行を計画される方はぜひ立ち寄ってみてください。
この運動公園に遊びに行ったりしてました~。懐かしい!!
ここからの海の眺めも美しいです。
権現山展望公園
望遠鏡で軍艦島を見ることができます。
長崎の海を見渡せるので、とても気持ちがいいですよ。
キレイな海と島の景色に癒されます。
ただ、夜に行くと恐ろしいです(笑)真っ暗!!
日が沈む前までに行ってくださいね。
のもざき伊勢海老まつり
野母崎地区内の活魚センターで伊勢海老が販売されます。(毎年9月に開催)
このお祭りの伊勢海老、大きいうえにお得です!!伊勢海老なので元々大きいんですが、思わず「でかっ!」っと言ってしまいます(笑)
9月に長崎旅行を検討されている方は、このお祭りもオススメですよ!
美味しい伊勢海老が食べられますし、発送もできます。
思い出に、お土産に、ご贈答にいかがですか?(笑)
自分に送れば、帰ってからも伊勢海老を食べながら野母崎の光景を思い出せるかも?(笑)
番外編
野母崎コミュニティカフェ Ripple(リップル)
脇岬にあるカフェです。
野母崎と名前が付いていますが、権現山からすると少しだけ違う場所になります。
野母崎に行く途中にある感じです。樺島方面にあります。ですので、もし行かれるなら時間配分にご注意ください。
ここからは軍艦島を眺めることはできませんが大好きな場所なのでオススメしたいんです。
海を眺めながら、波の音を聞きながら、のんびり、ゆったり、癒しの時を過ごせますよ。
ここの雰囲気が大好きで、ドライブがてらよく行ってました~。
混んでいることがあまりないので、気ままに過ごせます。
自家焙煎のコーヒーを飲むことができます。
皆まで言いませんが、雰囲気重視です!!(笑)
軍艦島上陸クルーズツアー
世界遺産に登録されてからは、軍艦島が目的で長崎に訪れるという観光客の方も増えました。
軍艦島上陸クルーズツアーは大人気です。
近くで見ると、時が止まってしまったかのような島に圧倒されますよ。何とも言えないノスタルジックな雰囲気に包まれます。
軍艦島の建物は劣化が激しいため、上陸できるのは一部に限られます。また、劣化が激しいため、台風の後などは安全のため上陸が禁止されることもあるので、上陸が禁止になっていないか注意してください。(ちなみに、軍艦島の上陸が再開されると地元ニュースになります。)
劣化についてはずっと心配しています。崩落がすでに起きていて、一部崩落すると地元ニュースで報道されるのですが、その度に心配は増えるばかり。保存方法を模索しているそうですが、崩落の危険があるため建物内部に立ち入ることができず、修復や保全工事は難しいそうです。(何とか耐えてほしい・・・!)
大好きな長崎
書いていたら帰りたくなりました。
東京は東京で楽しいですが、時々無性に帰りたくなります。
空港で長崎に降り立った瞬間のあの空気感や香り。
いつ帰ってもたまりません!!
生まれ育った地元って、やっぱりいいものですね。
老後は長崎に帰ろうと画策しています(笑)
老後は地元でのんびり過ごせるといいなぁ。