英語学習にも? おすすめ海外ドラマ スイート・マグノリアスとは
概要
- 2020年公開開始
- 1シーズン(シーズン2への更新が決定!公開日未定)
- 全10話
- 1話あたりの時間は約50分
- Netflixオリジナル作品
あらすじ
舞台はアメリカ南部(サウスカロライナ州)にある田舎町セレニティ。
セレニティに住む幼馴染であり大親友である3人の女性(マディ、ヘレン、ダナ・スー)は家族、仕事、恋愛、日常の悩みが尽きない生活を送っているが、日々お互いに力を合わせて生きている。
そんな彼女たちを中心に、セレニティに住む人々の日常を描く物語。
どんなドラマ?
セレニティに住む人々の日常を垣間見ているようなドラマです。
実際にこういう町があって、こういう人々ってきっとどこかに存在しているんだろうなぁと思えるような世界です。
登場人物すべて(と言っていいほど)がそれぞれ悩みを抱えています。でも、悩みがあっても人生は進んでいく。1人では解決が難しいことでも、誰か1人でも力になってくれる人がいれば前向きになれる。人とのつながりってとても大切だよね!と思わせてくれます。
悩みを打ち明けられて、いつもそばにいてくれる絶対的味方であるこんな親友たちがいたら幸せだよね!と思えることでしょう。
生活していれば何かと悩み事ができ、ハプニングも起こるけれど、自分も一緒に頑張るぞ!!と思えるようなドラマです。
※スイート・マグノリアスとはマディ、ヘレン、ダナ・スー3人のグループ名です。
登場人物/キャスト
マディ・タウンゼント/ジョアンナ・ガルシア
元旦那はビル(離婚協議中)。子供はタイラー、カイル、ケイティ。
結婚期間中は主婦だったマディ。離婚についてはもちろん、これからの新生活について悩んでいます。
ヘレン・ディケイター/ヘザー・ヘッドリー
弁護士でマディの離婚協議も担当。
独身で、スイート・マグノリアスでは唯一結婚歴なし。
独身でいること、子供を持ちたいことで悩んでいます。
ダナ・スー・サリバン/ブルック・エリオット
子供はアニー。離婚を引きずっている模様。
レストラン「サリバン」の料理長。
冒頭にレストランで一大事が起こり、頭を抱える事態に発展します。
ブルックについては、主演作「私はラヴ・リーガル」でご存じの方も多いのではないでしょうか。
ビル・タウンゼント/クリス・クライン
マディの元夫。医者。
浮気相手のノリーンと婚約中。
ノーリーン・フィッツギボンズ/ジェイミー・リン・スピアーズ
ビルの浮気相手であり婚約者。妊娠中。ビルが働く病院の看護師。
ジェイミー・リンはブリトニー・スピアーズの妹として有名ですね。
カル・マドックス/ジャスティン・ブルーニング
タイラーの野球チームの監督。元プロ野球選手。
セレニティの奥様方の噂の的。
タイラー・タウンゼント/カーソン・ローランド
マディの長男。
野球チーム(ブルドッグス)のピッチャーでエース。
カイル・タウンゼント/ローガン・アレン
マディの次男。
知的で演劇に熱を入れている。
ケイティ・タウンゼント/ビアンカ・ベリー・タランティーノ
マディの娘(末っ子)。
癒し要素です。可愛いです。
アニー・サリバン/アンリーズ・ジャッジ
ダナ・スーの娘。
日常的に写真を撮っており、学校で写真撮影を依頼されることも多い。
個人的な感想
ここがイイ!と思うところ
◆スイート・マグノリアスの3人がお互いを思いやっており、友情っていいな!!と思える描写が盛りだくさんです。マルガリータ会が素敵で、やってみたくなりました!定期的にこういう集まりができるっていいなぁ。(きっとマルガリータが飲みたくなりますのでご用意を(笑))
◆衣装やインテリアがオシャレで観ていて楽しいです。「この服いいな!この家具いいな!こんな家に住んでみたい!」などと思いながら観ていました。
◆田舎町の風景に癒されます。(ヴァンパイア・ダイアリーズのファンの方は「あれ?ミスティックフォールズ?」と思うかも。)
◆全体的に猛毒を持つような人物の登場がなく、穏やかなストーリー展開で嫌な登場人物へのストレスなく観ることができます。
◆マディ、ヘレン、ダナ・スー、それぞれの子供たち、登場人物それぞれにスポットライトが当てられるので、色々な立場のストーリーを観ることができ、それぞれのストーリー展開を楽しむことができます。
ここはウーン・・・と思うところ
◆ストーリー自体はどこかありふれた二番煎じのようなストーリーで、展開も分かりやすいものが多いので、刺激は少ないです。(でも、だからこそ気軽に観られる気がします)
◆それぞれ悩みを抱えていますが、なにかしらラッキーだなと思えることが起こるので、同じような悩みに共感しつつ観たいという方は「あれ?ちょっと違うかも?そんなラッキーなことが起こるなら悩むことないじゃん。」と思うかもしれません。(どん底にいるような人物がいないので、ここも気軽に観られるポイントかも?)
◆スパの計画、経営はこの物語の主軸になっても良いくらいの大きなことだと思うのですが、なんだか軽くあっさりと描かれてしまっているところが少し残念に思いました。スパについてもう少し掘り下げて展開してほしいところです。
英語学習にはどう?
アメリカでよくあるだろうという、ありふれた日常を描いているので、日常生活で使えそうな英語がたくさん出てきます。ただ、繰り返し何度も観るというドラマじゃないかな?というところが英語学習には向かない点になるかもしれません。
今、自分が日常英会話のどれくらいを理解できるのか?という観点から観るのは現状のレベルを知ることに役立つかも。
さいごに
安心して気軽に観られるドラマなので、気を張らず観ることができ、どハマりはしていなくてもいつの間にか10話目(シーズン1の最終回)になっていると思います。
全体的にはありきたりなストーリーではありますが、ところどころに意外な展開も散りばめられているので飽きることなく楽しめます。
シーズン1の終わり方はクリフハンガー(新展開があると思われる場面で、その次の段階や結末を示さないまま物語を終了させる作劇の手法)です。そこで「もういいかな・・・」というドラマもありますが、セレニティの人々にまた会いたいなと思えたので、シーズン2への更新が決定して良かった!と思いました。
シーズン2が公開されたら、また書こうと思います。